2023年8月7日
【動画付き】Zoomウェビナーを業者に依頼する方法とその費用~プラン料金やオプションなど徹底解説

企業はZoomを使ったウェビナーをマーケティングに用いることができます。しかしZoomウェビナーを成功に導くには高いスキルが必要なので、どの企業でもすぐに取り組めるものではありません。そのときはZoomウェビナー業者を頼ってみてください。

 

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Zoomウェビナーを業者に依頼する方法とその費用~プラン料金やオプションなど徹底解説

企業がWeb上のセミナー「ウェビナー」を開催する最大のメリットは、物理的、空間的、地理的、時間的な制約を超えて、さまざまなオーディエンス(顧客、見込み客、消費者など)にリーチできることです。ウェビナー・サービスのなかでもZoomを使ったウェビナーは知名度が高く、商品やサービスの情報を消費者に届けることができます。Zoomウェビナーを開催すれば新規顧客の獲得やブランド力を向上させることができ、今や、企業の重要マーケティング・ツールになろうとしています。しかし企業が自社でZoomウェビナーを開催するにはいくつもハードルを越えなければなりません。そこでおすすめしたいのが、自社に代わってZoomウェビナー業者にZoomウェビナーを開催してもらうことです。この記事ではZoomウェビナー業者に依頼する方法とその費用について解説します。

 

Zoomウェビナー業者とは

Zoomウェビナー業者とは、インターネット(オンライン)会議プラットフォームのZoomを使用してウェビナー(Webセミナー)を提供する企業のことです。ウェビナーとは、オンライン上でリアルタイムに行われるセミナーやプレゼンテーションのことで、消費者や顧客などは自宅やオフィスからインターネット経由で参加することができます。そしてZoomウェビナーはさまざまなウェビナー・ツールなかでも使い勝手が良いことで知られています。Zoomウェビナー業者は企業のZoomウェビナー開催をサポートします。

 

Zoomウェビナー業者は何をしてくれるのか~費用をかけてでも依頼するメリット

Zoomウェビナー業者への依頼については、お金をかけて外注する必要があるのか、という疑問が湧くかもしれません。先に答えを紹介すると、次の2つの条件がそろった企業は、Zoomウェビナー業者に依頼して大きなメリットが得られます。

■Zoomウェビナー業者に依頼してメリットが得られる企業
1)自社でZoomウェビナーを開催したことがない
2)Zoomウェビナーで確かなマーケティング成果を挙げたいと考えている

企業がZoomウェビナー業者に依頼するメリットと、Zoomウェビナー業者が企業に提供するサービスを紹介します。

 

Zoomウェビナーとは

企業がZoomウェビナー業者に依頼するメリットは、Zoomウェビナーを成功させる確率が高くなることです。企業はZoomウェビナーでさまざまなことができます。例えば製品やサービスのプロモーションができます。企業の担当者がZoomウェビナーの司会者になって新製品の紹介や新サービスの説明をすることができます。視聴者はライブでダイレクトに新商品と新サービスについて知ることができます。Zoomウェビナーで講演会を開けば、消費者を啓蒙することができます。既存の取引先に対してプレゼンテーションやプロモーションを行うこともできるでしょう。

Zoomウェビナーは社内向けに使うこともできて、新人研修や管理職セミナーを開催することができます。営業トレーニングや技術指導も可能です。支社や営業所を複数持っている会社であれば、すべての拠点の代表者を出張なしで一堂に会すことができ、社内コミュニケーションを充実させることができます。

 

成功の扉を開けるカギを持っている

このように利便性が高く、高いマーケティング効果が期待できるZoomウェビナーですが、実施すれば必ず成功する、というわけではありません。例えば新商品をPRするZoomウェビナーを開催したのに、参加者が少なく反応も芳しくなければ、失敗したとみなすよりありません。取引先に対してZoomウェビナーを使ってプレゼンをしたのに契約できなければ、これも失敗です。Zoomウェビナーで営業トレーニングを実施したのに、参加した社員のスキルが上がらなかった場合も失敗です。

Zoomウェビナー業者なら成功させるノウハウを持っています。Zoomウェビナーを開催しようと考えている企業が、自社に代わってZoomウェビナー業者に開催してもらえば、狙いどおりの果実を手にすることができるでしょう。それでは続いてZoomウェビナー業者ができることを紹介します。

 

できること1:ウェビナー・ホスティング

Zoomウェビナー業者はウェビナー・ホスティングをしてくれます。ウェビナー・ホストとはウェビナーを開催し、参加者を受け入れ、ウェビナー・イベントを進行・管理する人・企業のことです。Zoomウェビナー業者は主催企業の代わりにホストとなり、主催企業が取り扱いたいと考えているトピックに基づいてセミナーを企画・実施します。プレゼンターや講師の手配、スケジュール調整、参加者の招待、セミナーの進行管理などもZoomウェビナー業者に任せることができます。

 

できること2:技術サポート

ZoomウェビナーはITとインターネットを使ったサービス(オンライン・サービス)なのでこれを利用するには技術が必要であり、Zoomウェビナー業者はそれを持っています。技術はZoomウェビナーの基礎中の基礎になります。例えばZoomウェビナー中に技術的な問題が発生した場合、視聴者やプレゼンターに対してサポートを提供することができます。技術的な問題とは、音声や映像の不具合や、画面共有のトラブル、もしくは参加者が参加方法を理解できない、といったことなどです。

 

できること3:イベント運営

大規模なZoomウェビナーを実施したり、Zoomウェビナーをシリーズ化したりするときは、運営体制をしっかり構築しなければなりません。Zoomウェビナー業者は、運営体制をつくることができ、Zoomウェビナー業者の担当者が運営をリードすることもできます。大規模Zoomウェビナーを展開するには、内容を充実させることはもちろんのこと、イベントの数も増やさなければなりません。Zoomウェビナーをシリーズ化するには、適切なプロジェクト管理やマーケティング戦略、参加者のデータ分析が必要になります。Zoomウェビナー業者こうした仕事を確実に実行します。

 

できること4:分析とレポート

Zoomウェビナーは開催して終わり、とはなりません。成果が出なかったら問題点と改善点を洗い出さなければなりませんし、成功してもうまくいった理由を探さないと次につながらないからです。Zoomウェビナー業者のなかには、Zoomウェビナー開催後に成果を分析して、その結果をレポートにまとめて提出してくれるところがあります。参加人数や成果の内容、視聴者の言動、好成績を上げた企画や時間帯などがわかれば、次回はさらによいZoomウェビナーになるでしょう。

 

できること5:一緒にウェビナーをつくりあげていく

クライアント(発注企業)とZoomウェビナー業者が一緒にウェビナーをつくっていくことが大切です。クライアントはZoomウェビナー業者に要望を的確に伝え、Zoomウェビナー業者はノウハウを提供してクライアントの要望を実現させます。Zoomウェビナー業者は、企業や組織がオンラインでセミナーやプレゼンテーションを効果的に実施するためのサポートを提供します。これによりクライアントは、視聴者とのリアルタイムなコミュニケーションが可能となり、地理的な制約を超えて広範なオーディエンスにアクセスできるようになります。

 

Zoomウェビナー業者への依頼費用の目安は1回15万~40万円

Zoomウェビナー業者への依頼費用は、内容によっても業者によっても大きく異なりますが、一応の目安は1回15万円から40万円です。この金額の算出根拠を解説します。

 

下限15万円について

Zoomウェビナー業者費用の下限額を15万円としましたが、もちろん業者のなかには15万円未満で企業のZoomウェビナーを手伝うところもあるでしょう。そしてZoomウェビナー業者である当社、株式会社AVII IMAGE WORKSも15万円未満で引き受けることもあります。しかしAVII IMAGE WORKSの場合は、15万円未満で受けるのは、個人などの小規模事業者が主催するZoomウェビナーに限られます。
企業がマーケティングの一環としてZoomウェビナーを開催し、そこで一定の成果を出したいを考えている場合は、AVII IMAGE WORKSは15万円以上のプランを提案しています。なぜならそれくらいの予算をいただかないと「プロ仕様」のイベントにすることができないからです。AVII IMAGE WORKSのプランB(15万円~)の内容は以下のとおりです。

■AVII IMAGE WORKSのプランB(15万円~)

・カメラ:2台

・画質:HD

・配信管理オペレーター:1名

・カメラマン:1名

・スイッチングオペレーター1名

・配信フォーム:Zoom

・配信後アーカイブ

・スイッチングモニター1台

・配信用PC:1台

・配信モニター:1台

 

これだけのスタッフと機材を用意するので、どうしてもコストがかかってしまいます。それでもAVII IMAGE WORKSは、これだけの内容でこの料金設定はお値打ち価格であると考えています。もし「プロ仕様」のZoomウェビナーの開催を15万円未満で引き受ける業者がありましたら、ぜひその内容を上記のプランBと比べてみてください。「安かろう悪かろう」のZoomウェビナーになってしまっては、そもそも開催する意味がなくなってしまうからです。

 

上限40万円について

依頼費用が安すぎることはZoomウェビナーの質に関わってきますが、それでも費用をかければよいというものでもありません。確かに予算が増えるとできることも増え、Zoomウェビナーの質は確実に高まるでしょう。しかし高額の領域に入ると、費用対効果が小さくなります。つまり、予算を40万円から60万円に増額するとZoomウェビナーのクオリティは飛躍的に向上しますが、150万円から170万円に増額してもクオリティの差は「気がつく人がいる」といったレベルにとどまる、イメージです。「40万円→60万円」も「150万円→170万円」も、差額は等しく20万円ですが、差額によるクオリティの差は高額になるほど小さくなります。

それでAVII IMAGE WORKSとしては、40万円をZoomウェビナー業者への依頼費用の上限としました。なおAVII IMAGE WORKSのプランC(40万円~)の内容は以下のとおりです。

■AVII IMAGE WORKSのプランC(40万円~)

・カメラ:3台

・画質:HD

・配信管理オペレーター:1名

・スイッチングオペレーター:1名

・カメラマン:2名

・配信フォーム:Zoom

・配信後アーカイブ

・スイッチングモニター1台

・配信用PC:1台

・配信モニター:1台

・演者モニター1台

・CM出し

・テロップ出し

 

これだけのスタッフと機材を用意すれば、相当クオリティが高いZoomウェビナーをつくることができるでしょう。ただプランCの金額を「40万円」ではなく「40万円~」としたのには理由があって、それはオプションがあるからです。オプションの考え方については後段の「オプション費用について」の章で詳しく紹介します。

 

Zoomウェビナー業者への依頼費用が変動する要因は何か

Zoomウェビナー業者費用の目安である15万~40万円には、25万円もの差額があります。また、さらにクオリティの高いZoomウェビナーを望む場合は40万円以上の予算をかけてしっかりつくり込むことができます。Zoomウェビナー業者費用が変動するのは、投入する機材やスタッフ数が異なるからですが、そのほかにも要因がありますので紹介します。企業の担当者が費用変動要因を考慮してZoomウェビナー業者に発注すると、ニーズとコストのバランスが取れるでしょう。

 

費用変動要因1:会場

Zoomウェビナーの撮影に使う会場も費用に影響してきます。会場が広いとカメラを多く置いたほうが見応えのある画になります。また会場によって対応する機材が変わることがあるので、Zoomウェビナー業者が見積もりを提出するときは会場の概要を確認するはずです。

 

費用変動要因2:人の数

Zoomウェビナーの開催に必要な人員は、スタッフと出演者の2種類にわかれます。Zoomウェビナーの規模が大きくなると撮影スタッフも技術スタッフも多くなり、人件費は費用を強く押し上げるのでZoomウェビナー業者費用も高額になります。また司会者やインタビュアー・インタビュイー、コメンテーター、商品・サービスの解説者などの出演者を主催企業が用意できない場合、Zoomウェビナー業者が用意できますが、そこにも人件費が発生します。

 

費用変動要因3:規模と所要時間

Zoomウェビナーの規模が大きくなると、企画数、コンテンツ数、機材、準備作業、主催者側人員、参加人数が増え、いずれもコストがかかるので費用は膨れます。そしてZoomウェビナーの所要時間も長くなるほど費用が高くなる傾向にありますが、スタッフと機材を長く拘束することになるので、これはやむを得ないところです。

 

費用変動要因4:演出やマーケティングなどのカスタマイズ

Zoomウェビナー業者はZoomウェビナーのフォーマットを持っています。主催企業がフォーマットの使用を了承すれば費用を抑制できます。しかし主催企業がオリジナリティあふれるZoomウェビナーを開催しようとすると、演出や効果などをカスタマイズすることになりコストプッシュ要因になります。カスタマイズには、アンケート、録画、参加者登録フォームなどがあります。また、Zoomウェビナーを終えたあとの参加者データの分析やレポート作成は別途費用がかかることがあります。さらにマーケティング・スキルがあるZoomウェビナー業者であれば、例えば集客活動とZoomウェビナーを連携させることができて相乗効果を期待できますが、やはり別途費用が発生することがあります。

 

費用変動要因5:技術サポート

Zoomウェビナー業者によっては、技術サポートや緊急サポート、トラブルシューティングを提供する場合、料金を上乗せすることがあります。技術サポート関連についてはZoomウェビナー業者に見積もり依頼をするときに費用に含まれるのかどうか確認するようにしてください。

 

費用変動要因6:複数回開催によるコストダウン

主催企業が始めからZoomウェビナーを複数回開催することを決めると、Zoomウェビナー業者は割り引き料金を提示するかもしれません。これはZoomウェビナー業者がスケールメリットを活かしてコストダウンできるからです。

 

費用変動要因7:ウェビナーの種類

Zoomウェビナーには商品・サービス紹介タイプやセミナー・タイプ、教育タイプなどさまざまな種類があります。ウェビナーの種類によって演出や出演者が変わってくるので、Zoomウェビナー業者によっては種類ごとに料金を決めています。

 

複数業者を比較しよう

Zoomウェビナー業者への依頼費用はさまざまな要因によって変動し、そして費用変動要因の種類も変動幅もZoomウェビナー業者によって大きく異なります。そのため企業がZoomウェビナー業者に依頼するときは複数社に見積もりを取ったほうがよいでしょう。Zoomウェビナー業者によって、安くできることやコスト高になることが違いますし、得意分野もかなり異なります。Zoomウェビナー業者選びは、Zoomウェビナーの成否にも費用対効果にも関わってきます。

 

オプション費用について~料金を明示している業者を選ぼう

Zoomウェビナー業者が提示するオプションは、Zoomウェビナーのクオリティを高めるための重要要素といえます。オプションは、「なくてもZoomウェビナーを開催できるが、これを使えばもっと良くなるもの」といえます。しかしZoomウェビナーを依頼する企業からすると、オプションはコストプッシュ要因に映るでしょう。そのためZoomウェビナー業者を選ぶときは、基本料金やオプション料金を明示しているかどうか確かめてください。なおAVII IMAGE WORKSのZoomウェビナーのオプション料金は以下のとおりとなっています。

■AVII IMAGE WORKSのZoomウェビナーのオプション料金

  • カメラ1台+三脚:15,200円
  • 音響機材一式:100,000円
  • テロップ作成1個〜5個:30,000円
  • テロップ作成6個〜10個:50,000円
  • テロップ作成11個〜20個:90,000円
  • 追加モニター1台:150,000円
  • OPモーション映像作成 :150,000円
  • カメラ距離延長〜20m1本:5,000円
  • カメラ距離延長〜50m1本:10,000円
  • カメラ距離延長〜100m1本:15,000円
  • コンバーター:9,000円
  • カメラマン1名追加:10,000円
  • ビハインド撮影『別カメラマン1名・撮影・編集:200,000円〜
  • テロップ出しオペレーター追加1名:50,000円
  • CM出し一式:50,000円
  • 照明1灯一式:35,000円
  • 別媒体への同時配信:15,000円
  • 独立マイク:25,000円
  • クロマキー合成:50,000円
  • プレゼン資料出し:10,000円
  • 蓋絵製:35,000円
  • PA機器接続ライン:10,000円

 

Zoomウェビナーで有料版を強くすすめる理由

Zoomのサービスには有料版と無料版がありますが、企業が開催する「プロ仕様」のZoomウェビナーには有料版が必要になります。無料版でもZoomウェビナーを開催できないわけではありませんが、無料版は制限が多く、また、成果をあげるには有料版でのみ使える機能が必要になるからです。

 

有料版が必要な理由1:参加人数無制限

有料版が「プロ仕様」のZoomウェビナーに必要になる理由その1は、参加人数が無制限であることです。一方、無料版は最大100人しか参加できず、これではZoomウェビナーの開催にかかるコストを回収できないでしょう。企業が試験的にZoomウェビナーを開催するのであれば1、2回は無料版を使っても問題ないかもしれませんが、いずれにしてもビジネス・レベルにはなりません。大規模なZoomウェビナーを開いたり、Zoomウェビナーをシリーズ化したりするのであれば、数千人、数万人規模の参加者を実現したいので有料版の使用が前提になります。

 

有料版が必要な理由2:参加者とのコミュニケーションが図れる

Zoomの有料版にはZoomウェビナー中に参加者とコミュニケーションを図ることができる機能があります。例えば、Q&Aセッション、アンケート、ブレークアウトルームなどです。せっかくZoomウェビナー内のイベントで参加者の関心を集めることができても、コミュニケーションを図ることができないと最後の一押しができず購買につなげにくくなります。

 

有料版が必要な理由3:分析機能がある

Zoomの有料版には、Zoomウェビナーの参加者のデータやイベントの統計情報を取得できる分析機能があります。これがあればZoomウェビナーの開催後に効果を把握できるので、問題点の洗い出しや改善の提案が可能になります。

 

有料版が必要な理由4:カスタマー・サポートを利用できる

Zoom社は有料版ユーザーにカスタマー・サポートを提供しています。Zoomウェビナー中にトラブルが起きたとき早く解決しないと参加者の信頼を失ってしまいます。Zoomのカスタマー・サポートは主催企業だけでなく、参加者のためにも必要になります。

 

料金を抑えるために発注側(主催企業)ができること

企業がZoomウェビナーの費用対効果を上げるには、やはりコストダウンが欠かせません。主催企業がZoomウェビナー業者に発注するときに一工夫加えることで、料金を抑えることができます。

 

配信環境を整備する

主催企業が配信環境を整備すると、Zoomウェビナー業者の事前準備の作業量が減るので値下げしやすくなります。配信環境には複数の要素があり、例えばインターネット回線、マイク、スピーカー、配線などです。

 

参加者数を調整する

参加者数が増えるとZoomウェビナー業者の作業が増えるので、参加者数を調整するとコストダウンできるかもしれません。Zoomウェビナーの参加者数は多いほどよい、と考えることもできるのですが、その一方で、マーケティングのターゲットにならない客層が参加しても購買につながらない、という考え方も成立します。Zoomウェビナーのイベント内容をターゲット層にマッチしたものにして、つまり総花的な企画は採用しないようにして、参加者を絞ったほうがよい場合もあります。参加者の数を狙うか参加者の質を高めるかはマーケティング戦略によって決まります。例えば主催企業は、今回は参加者数を1人でも多く増やすZoomウェビナーを開催するが、次回はターゲット層を絞った参加者限定型Zoomウェビナーを開催する、といった戦術を取ることができます。

 

オプションを厳選する

Zoomウェビナー業者が提供するオプションはZoomウェビナーの質を高めますが、コストも高めます。そのため主催企業の担当者は、オプションごとにそれで得られるメリットを確認し、そのメリットが必要であればコストをかけてそのオプションを追加し、不要であれば追加しないという選択が必要になります。

 

開催回数を調整する

費用は原則、Zoomウェビナーを1回開催するごとに発生するので、開催回数を増やせばコスト高になり、減らせばコスト減になります。ただし当然ですが開催回数を減らせばZoomウェビナー効果も減ります。Zoomウェビナー業者のなかには、開催回数が増えると割引率を上げるところもあるので、最適な回数を相談してみるとよいでしょう。

 

自社のリソースをフル活用する

企業がZoomウェビナー業者に丸投げするのではなく、自社でできることは自社でやると、Zoomウェビナー業者は割引料金を適用するはずです。主催企業がZoomウェビナー業者に会場やインターネット環境、撮影機材、音響機材、スタッフなどを提供できれば、その分の料金が減額されます。

 

自社で分析する

Zoomウェビナー開催後に行う効果分析や参加者分析を自社でやれば分析料金を節約できますし、社内に分析スキルを蓄積することができます。例えば、Zoomウェビナーを複数回開催するなら、1、2回はZoomウェビナー業者に分析も依頼し、そのとき自社の担当者も分析作業に参加させてノウハウを吸収し、3回目以降は自社で分析する、といったこともできます。

 

料金を抑制するときの注意点

コストダウンには注意が必要です。Zoomウェビナー開催費用を抑制するあまり、必要なサービスが受けられなくなったり、Zoomウェビナーの質が低下したりしてしまっては本末転倒になってしまうからです。上記で紹介した「料金を抑えるためにできること」を使いながらも、サービス内容や質が低下しないように注意する必要があります。高い効果を得るにはそれなりのコストが必要になります。

 

企業が機材と配信機能を持っていて、業者に依頼しないときの注意点

企業が撮影・音響機材や配信機能を保有している場合、Zoomウェビナー業者に依頼せず、自社スタッフだけでZoomウェビナーを企画・開催することができます。自社開催はリソースを有効活用できるだけでなく、Zoomウェビナー・スキルを身につけることにもつながります。自社開催するときの注意点を紹介します。

 

保有している技術を確認しテストを繰り返す

担当者はZoomウェビナーをスムーズに開くことができる技術が社内にあるか確認しましょう。また、本番前に撮影機材や配信機能の動作をテストしてください。音声や映像の品質、スクリーン共有、チャット機能などの動作をチェックすれば、トラブルを未然に防ぐことができます。

 

プロフェッショナルなプレゼンテーションを目指す

Zoomウェビナーのプレゼンテーションには、明確なストラクチャーやプロフェッショナルなスライド・デザインが欠かせません。プレゼンテーションのストラクチャーとは、事実を基盤に置き、その上に理由を置き、その上に提案をのせる構造のことです。プレゼンに盛り込む提案にはエビデンス(事実と理由)が必要です。また、スライド・デザインが低質だと、参加者にプレゼン内容が伝わらず、マーケティング効果が出にくくなります。Zoomウェビナーで使うスライドは、例えば視覚的な要素を活用するなどして参加者の興味を引くものにしなければなりません。

 

集客する

よほどの有名企業でなければ、または、よほどの有名人が出演しなければ、Zoomウェビナーの参加者が自然に増えることはありません。そのためZoomウェビナーを開催する前に、集客に力を入れましょう。既存顧客にZoomウェビナーの開催日時、参加方法、注意事項などを案内します。また見込み客や一般消費者に参加してもらうには、Zoomウェビナーの開催を宣伝する必要があります。

 

開催中は参加者と密にコミュニケーションを取る

Zoomウェビナーの開催中は、参加者のリアクションを観察するようにしましょう。参加者は楽しんでいるか、紹介している商品・サービスに興味を持っているか、提供した新着情報に驚いたか、といった反応を把握することでZoomウェビナーの効果を測ることができます。参加者のリアクションを観察するにはZoomウェビナー開催中にコミュニケーションを密に取ることが欠かせません。Q&Aセッション、アンケート、チャット機能などを活用し、参加者の参加意欲を高めましょう。

 

TAKE1でのプランやオプション自動計算システムについて

もし企業の担当者がZoomウェビナー業者への依頼費用の概算知りたいと思ったら、AVII IMAGE WORKSのTAKE1の自動見積もりが便利です。これでプランやオプションの料金を自動で算出します。
以下のURLのページで、無料かつ登録不要で利用できます。
https://www.rentabilisez.com/#stream

 

まとめ~無料の落とし穴に落ちないように

Zoomが一気に全世界に広まったのは、無料でインターネット会議ができ、しかもクオリティが高かったからです。そのため「Zoomのサービスは無料版で十分」と感じている人もいるはずです。しかしZoomウェビナーとなると話が違ってきます。ウェビナーは今やマーケティングの重要ツールになっているので、「プロ仕様」であることが求められます。そしてさまざまなウェビナー・サービスのなかでZoomウェビナーは、特別に優れているものの1つです。ところが使える機能が限られている無料版では、Zoomウェビナーの効果を上げることは難しいでしょう。

そしてZoomウェビナー内で展開するイベントも、「プロ仕様」にするにはプロの助けが必要になるはずです。Zoomウェビナーを開催したことがない企業は、最初から自社開催にこだわるのではなく、まずはZoomウェビナー業者に依頼して一緒にこのイベントを成功に導きませんか。Zoomウェビナー業者の担当者は、Zoomウェビナーでマーケティング効果を狙いたい企業の担当者を「そんな方法があったのか」と驚かせる提案をするはずです。

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