2023年8月14日
【動画あり】Zoomウェビナーのアンケート機能を解説|できることとアンケート作成手順

企業がマーケティングの一環としてZoomウェビナーを開催するとき、Zoomのアンケート機能を使うと参加者とのエンゲージメント(関与)を深めることができます。アンケート機能を活用するメリットや有用性、アンケートの設定方法、活用方法などを解説します。

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【動画あり】Zoomウェビナーのアンケート機能を解説|できることとアンケート作成手順

企業がマーケティングの一環としてZoomウェビナーを開催するとき、Zoomのアンケート機能を使うと参加者とのエンゲージメント(関与)を深めることができます。なぜなら参加者はアンケートの質問に回答することで、能動的にウェビナーに参加するようになるからです。アンケート機能を使うことでZoomウェビナーのマーケティング効果はより一層高まります。この記事では、Zoomウェビナーのアンケート機能に焦点を当て、これを活用するメリットや有用性、アンケートの設定方法、活用方法などを解説します。この記事を読んでいただければ、Zoomウェビナーが消費者や顧客、見込み客との対話を深めるツールとしていかに優れているかがわかります。

 

Zoomウェビナーのアンケート機能とは~概要をつかもう

Zoomウェビナーのアンケート機能とは、Zoomウェビナーのなかで参加者に対して質問や意見を収集するためのツールです。Zoomウェビナーの内容が良かったのかどうかをチェックするのに欠かせません。ウェビナーを主催する企業は、プレゼンテーションやセミナーの途中でアンケートを実施し、参加者のフィードバックや意見をリアルタイムで集めることができます。まずはZoomウェビナーのアンケート機能の概要を把握しましょう。

 

対話ができてエンゲージメントが高まるから理解度を把握できる

Zoomウェビナーを主催する企業はアンケート機能を活用することで、参加者である消費者や顧客、見込み客と対話できるようになるので、自然とエンゲージメントが深まっていきます。また、ウェビナーで伝えた内容の理解度や関心度を把握する手助けにもなります。つまり「参加者はウェビナーの内容を理解してくれたのか」がわかります。

 

カスタマイズも簡単

Zoomウェビナーのアンケートの種類には、単一選択肢、複数選択肢、テキスト回答などがあります。ウェビナーのテーマや目的に合わせて質問をカスタマイズすることができます。アンケートの設定や実施も簡単で、準備の時間はそれほどかかりません。ウェビナー中に特定のタイミングでアンケートを挿入し、参加者に質問を提示します。参加者は自分の意見や回答を選択または入力し、その結果はリアルタイムで主催者側に送信されます。主催者はアンケート結果を即座に確認し、ダッシュボードやレポートを通じて集計や分析を行うことができます。

 

ウェビナーの価値を確実に高める

Zoomウェビナーのアンケート機能を使う利点は多岐にわたります。参加者との双方向のコミュニケーションを強化し、より有意義なウェビナー体験と時間を提供できるようになるでしょう。Zoomウェビナーを主催する企業はリアルタイムでフィードバックを得ることができるので、コンテンツやプレゼンテーションの改善にも寄与します。また、参加者の関与度を高め、ウェビナーの価値を向上させる手段としても活用されています。総じて、Zoomウェビナーのアンケート機能は、主催者と参加者の双方にとって有益なツールであり、効果的なコミュニケーションとインタラクティブなウェビナー体験の実現に一役買っている、といえるでしょう。

 

Zoomウェビナーのアンケート機能のメリットと利用シーン

企業がZoomウェビナー中にアンケートを実施するメリットを解説します。また、アンケート機能の利用シーンも紹介します。

 

4つのメリット

企業がZoomウェビナーのアンケート機能を使うメリットは少なくとも4つあります。1つ目メリットは参加者の関与度が高まることです。アンケートに答える行為は、ウェビナーに関与すること、だからです。質問に回答したり意見を述べたりすることで、受動的だった参加者が、積極的かつ能動的な参加者になっていきます。そしてアンケートは、参加者によるZoomウェビナーのチェックにもなります。

2つ目のメリットはリアルタイムで顧客からフィードバックを収集できることです。Zoomウェビナーのアンケート結果は、参加者が今感じている感想であり今思っている意見なので、つまり新鮮なフィードバックです。企業が実施するマーケティング・イベントにおいて、これほど速く顧客からフィードバックを回収できる方法はそう多くありません。企業はこのような速攻性のあるフィードバックを使って、製品やサービスに関する洞察を得たり、参加者のニーズや関心を把握したりすることができます。つまりアンケート結果は今後のマーケティングの重要資料になるわけです。3つ目のメリットはターゲット・オーディエンスを理解できることです。アンケート結果を分析することで、ターゲット・オーディエンスの嗜好や興味をより深く理解することが可能になります。この結果に基づいて将来のマーケティング戦略を構築したり、コンテンツを最適化したりすることができます。4つ目のメリットは顧客エンゲージメントが向上することです。企業が求める顧客エンゲージメントには次の3種類があります。

  • 情報的エンゲージメント:顧客と情報を共有し、自社や自社商品・サービスの知識や見識を広げてもらう
  • 感情的エンゲージメント:顧客の感情や共感を喚起し、感情的なつながりを築く
  • 行動的エンゲージメント:顧客の行動や対応を引き起こし、企業が掲げる目的や目標を達成する

Zoomウェビナーのアンケート機能は、この3つのエンゲージメントを向上させることができます。参加者が自分の意見を表明できる機会を提供することで、顧客満足度を高め、長期的な関係性を構築することが可能になるからです。

 

アンケート機能の利用シーン

Zoomウェビナーのアンケート機能の利用シーンを紹介します。

  • 利用シーンその1:新製品や新サービスの発表

ウェビナーで新製品や新サービスを発表するとき、アンケート機能を使えば参加者の反応や期待を把握できます。これは製品・サービスの改善やマーケティング戦略の調整に役立ちます。

  • 利用シーンその2:市場調査と顧客インサイトの収集

アンケートは市場調査にも、顧客のニーズや好みを把握するリサーチにも、課題を探る研究にもなります。これらの調査、リサーチ、研究により、よりターゲットに向けたマーケティング戦略を策定しやすくなり、競争力を高めることができます。

  • 利用シーンその3:ウェビナーの内容改善

アンケートを通じて、参加者がウェビナーのどの部分に興味を持ったかや、どの項目で理解につまずいたかなどがわかります。これに基づいてウェビナーのコンテンツを改善したり、フォーカスを調整したりすることが可能です。

  • 利用シーンその4:顧客の声を活用したコンテンツ製作

アンケート結果を元に、顧客のニーズや関心に合ったコンテンツを製作することができます。これにより参加者に価値のある情報を提供できるようになるので、参加者は主催企業によい印象を持つようになるでしょう。つまりブランディングに寄与します。

これほど活用シーンがあれば、ウェビナーの主催企業はあらゆる角度から消費者、顧客、見込み客にアプローチできるようになります。

 

Zoomウェビナーのアンケート機能の基本的な使い方とその手順

Zoomウェビナーのアンケート機能の上手な使い方と手順を解説します。

対話を促進させる手順

ウェビナーの参加者との対話を促進させる手順を紹介します。

  • 手順1:アンケートの挿入ポイントの選定

ウェビナーの途中にアンケートを挿入するタイミングを選びます。タイミングとしては、参加者が最も関心を持っているであろうトピックやポイントが適しています。

  • 手順2:質問の提示

アンケートではまず、参加者に対して質問を提示します。質問はウェビナーのテーマや内容に関連するものであり、参加者が関心を持つ可能性が高いものとします

  • 手順3:回答の収集

参加者は提供された質問に対して回答を選択または入力します。ここで単一選択肢、複数選択肢、テキスト回答などのオプションを活用できます。

  • 手順4:結果の表示

アンケートの回答結果をウェビナー中にリアルタイムで表示することで、主催者と参加者の間でディスカッションすることができます。工夫次第で参加者どうしの討論もできます。

 

ユーザー・エンゲージメントの向上

ウェビナーの参加者のエンゲージメントを向上させる手順を紹介します。

  • 手順1:質問の設計

参加者が興味を持ち、参加したくなるような質問を設計します。具体的で関連性の高い質問を用意することが重要です。

  • 手順2:アンケートの意義を説明する

ウェビナーの冒頭で、アンケートの目的と参加者がどのように関与することができるかを説明します。これにより参加者がアンケートの重要性を理解できます。

  • 手順3:アンケート結果の共有

アンケートの結果をウェビナーの途中や最後に共有し、参加者の関心を引き続き高めます。結果が興味深い場合、参加者はウェビナーに積極的に参加し続ける可能性が高まります。

  • 手順4:参加者の意見を尊重する

アンケート結果を通じて得られた参加者の意見やフィードバックに対して、感謝の意を示し、その意見を活かす方法を共有します。これにより参加者は「この企業のビジネスに関与できている」という喜びを得ることができます。これが企業へのロイヤリティにつながります。

アンケート機能をこのように使うことで、ウェビナー中にリアルタイムな対話を生み出し、参加者の関与度とエンゲージメントを向上させることができます。

 

Zoomウェビナーのアンケートの種類とオプション

Zoomウェビナーのアンケート機能にはいくつか種類があるので紹介します。さらにオプションもあるので、あわせてみていきましょう。

 

単一選択肢、複数選択肢

単一選択肢のアンケートでは、参加者は提供された選択肢から回答を1つだけ選択します。例えば、Yes/Noの質問や複数の選択肢から1つを選ぶ質問に使用されます。複数選択肢のアンケートでは、参加者は提供された複数の選択肢から複数の回答を選択できます。複数の関心事や好みを尋ねる際に有用です。

 

テキスト回答など

テキスト回答では、参加者は自由に文章を記述して入力して回答します。オープンエンドの質問や意見を尋ねる際に使用されます。アンケートにおけるテキスト回答や文章記述は、参加者に面倒を強いることになるのであまり多用しないほうがよいのですが、しかしウェビナーの主催企業に思い入れがある参加者は、その思いの丈を語ってくれます。企業のマーケティング担当者はそこに記述された回答文のなかに重要な気づきをみつけることができるでしょう。記述内容は重要資料になるので、そのように取り扱いましょう。

 

設問順序のカスタマイズ

アンケート内の質問の順序をカスタマイズできます。これにより、ウェビナーのコンテンツに合わせて適切な流れをつくることができます。例えば、前提条件に応じて質問の順序を変えたり、関連する質問をグループ化したりすることができます

 

表示タイミングのカスタマイズ

アンケートの表示タイミングをカスタマイズできます。具体的には、ウェビナー中の特定の時点でアンケートを表示するよう設定できます。例えば、特定のセグメントの終了後にアンケートを挿入することで、関連する質問を効果的に行うことができます。これらのオプションを活用することで、ウェビナーのアンケートを柔軟にカスタマイズし、参加者の関心に合わせた質問とタイミングを提供できます。このように一工夫加えることでウェビナー体験を最適化することが可能になるでしょう。

 

Zoomウェビナーのアンケートの作成手順

Zoomウェビナーでアンケートを作成する手順を3つのStepで解説していきます。アンケートはZoomウェビナーの評価に欠かせないものです。

 

Step1:ウェビナーを設定してからアンケートを設定する

Zoomのダッシュボードにログインして、「ウェビナーのスケジュール」を選択します。ウェビナーのタイトル、日時、説明、登壇者情報などの基本設定を入力します。次にアンケートの挿入ポイントを選定します。これでウェビナー進行のどのタイミングでアンケートを挿入するか決めることができます。アンケートはウェビナー中の特定のセグメントや話題のあとに配置するとよいでしょう。この設定や配置はとても重要なので、担当者はしっかりチェックするようにしてください。

 

Step2:質問の設定方法

アンケートの質問を設定します。ウェビナーの設定画面で、「アンケート」セクションに移動します。アンケートを追加し、「質問を追加」ボタンをクリックして質問内容を入力します。さらに、単一選択肢、複数選択肢、テキスト回答などのなかから選択します。各質問に対して選択肢やテキストボックスを追加し、必要に応じて選択肢をカスタマイズします。各質問の下にある「必須回答」オプションを有効にすると、参加者にその質問に必ず回答するよう依頼できます。オプションの「条件付きロジック」を使うと、特定の回答に基づいて別の質問を表示したり非表示にしたりするロジックを設定することが可能です。またアンケート結果は今後のマーケティングの重要資料になりうるので、そのあたりも考えながら質問を考えていきましょう。

 

Step3:ウェビナー中のアンケート実施

ウェビナー中にアンケートを実施するセグメントに到達したら、Zoomウェビナーのコントロールパネルから「アンケート」ボタンをクリックします。このクリックによって参加者にアンケートが表示され、質問に回答できるようになります。アンケートが実施されると、参加者の回答がリアルタイムで収集されます。ウェビナー主催者はダッシュボードからアンケート結果を確認し、集計や分析を行うことができます。高い評価を得るにしても、低い評価になるにしても、客観的な評価は次のZoomウェビナーに欠かせないものです。

 

Zoomウェビナーのアンケート結果の集計と分析

アンケート結果の集計方法と分析方法を紹介します。集計と分析はいわばアンケート業務のフォローアップといえ、とても重要です。

 

アンケート結果を集計して分析する目的と意義

集計方法と分析方法を紹介する前に、アンケート結果を集計・分析する目的と意義を解説します。企業のマーケティング担当者がアンケート結果を集計して分析することで、参加者(消費者、顧客、見込み客)のニーズや要望を正確に把握できるようになります。これにより、製品やサービスの改善や新しいアイデアの発掘が可能となります。またターゲット・オーディエンスの特性や傾向の理解の助けにもなるでしょう。より効果的なターゲティングやカスタマイズされたコンテンツの提供が可能になります。さらにアンケート結果を分析することで、市場のトレンドや変化を把握できるようになります。市場状況に適応した戦略や戦術の調整が可能になります。そして、アンケート結果を通じて得られる洞察によって、より効果的なマーケティング戦略やビジネス戦略を立案できます。参加者のフィードバックや意見を元に、ニーズに合ったアプローチを採用することができます。また、アンケート結果を競合他社と比較すれば、自社の製品やサービスの差別化ポイントを特定できます。競合との比較を通じて、顧客に提供する独自の価値を明確にすることができるようになるでしょう。より効果的なコミュニケーション戦略を構築することで、顧客や参加者の好みや関心に合ったコンテンツやメッセージを提供することができます。アンケート結果を集計して分析することは、企業にとって顧客理解や戦略立案の重要な基盤となります。顧客との強い関係構築や競争力の向上に欠かせないプロセスなので、「アンケートしっぱなし」にしないようにしましょう。

 

Zoomのダッシュボードを使用した集計

アンケート結果の集計・分析は、Zoomのダッシュボードで行います。Zoomのダッシュボードとは、ウェビナーやオンラインミーティングを管理するための場所のことで、コントロールセンターのようなものです。企業のマーケティング担当者はウェビナーが終了したあと、Zoomのダッシュボードにログインしてウェビナーの詳細情報にアクセスします。ウェビナー詳細ページ内にある「アンケート」セクションから、アンケート結果のレポートにアクセスします。ここで各質問の回答統計やグラフを確認できます。さらに各質問の詳細な回答内容を表示することもできます。結果をCSV形式などでエクスポートして、外部ツールでさらに詳細な分析を行うとより深い洞察をえることができます。

 

参加者の反応と傾向を把握して次のマーケティングに活かす

Zoomのダッシュボードを使った収集・分析の結果はいわば客観データにすぎません。ここからマーケティングの洞察を吸い上げるには、マーケティング担当者の分析能力が必要になります。マーケティング担当者は各質問に対する回答統計を確認し、どの選択肢が最も多く選ばれたかや、テキスト回答の内容などを分析します。これにより、参加者の意見や傾向を把握できます。また、複数の質問の回答統計を比較することで、参加者の興味や意見の関連性を把握できます。例えば、特定の質問の回答が別の質問の回答とどのように関連しているかを分析できます。テキスト回答の分析は時間がかかりますし、理解が難航することも予想されますが、それだけにより一層深い知見が得られます。テキスト回答の内容を詳細に分析し、共通のトピックや傾向を特定します。アンケート結果から得られた洞察をもとに、今後の戦略やアクションアイテムを立案します。参加者の反応や傾向を元に、製品改善やマーケティング戦略の調整を行ってください。

これらの手順に従ってZoomウェビナーのアンケート結果を集計し、参加者の反応と傾向を把握することができます。アンケート結果の分析を通じて、より効果的なコミュニケーション戦略や戦術の改善に役立てることができます。

 

ベストプラクティスと注意点

ベストプラクティスとは最も優れた手法という意味です。Zoomウェビナーのアンケート機能のベストプラクティスは、参加者の関与を高めるために適切なタイミングで質問を挿入し、興味深い内容や必要な情報を的確に設定する方法です。適切な質問形式(単一選択、複数選択、テキスト回答)、必須回答の活用、アンケート結果のリアルタイム表示などを通じて、参加者との有意義な対話を育み、ウェビナーの成果を最大化していきましょう。

 

アンケートの適切なタイミングと頻度

アンケートを行うタイミングと頻度は、ウェビナーの効果的な運営に影響を与えます。アンケートはウェビナーの流れに調和し、参加者の興味を引くポイントで挿入するのが重要です。ウェビナーの始まりや終わり、重要なトピックの前後、参加者の関心が高まっている場面などが適切なタイミングとされます。あまりに多くアンケートを実施してしまうと、参加者に負担をかけてしまいます。適度な頻度でアンケートを行うことで参加者の関与を高めることができます。アンケートの頻度は1回のウェビナーで2、3回が一般的です。

 

参加者に対する説明とモチベーションの重要性

アンケートで高い効果をあげるには、参加者に「なぜ回答すべきか」を理解してもらう必要があります。そのうえでアンケートに参加する動機づけを高めていきましょう。主催者はウェビナーの冒頭で、アンケートの目的や重要性を説明するとよいでしょう。参加者に対して、アンケートがウェビナーの内容や体験向上に寄与することを示すことで、参加者の興味と理解が高まります。そして主催者は、アンケートへのモチベーションを高める要素を提供しましょう。例えば、アンケートへの回答が新しい価値ある情報を生み出すことや、回答してもらうことで顧客の声が尊重されるようになることを強調しましょう。

 

プライバシーとセキュリティに注意を

Zoomウェビナーでアンケートを実施するときは、参加者のプライバシーに配慮して、インターネット上のセキュリティを万全にしておく必要があります。

参加者のプライバシーに配慮するには、主催者がアンケートで収集するデータの種類と目的を参加者に明確に説明し同意を得る必要があります。どの情報が収集されるかやその後の取り扱いについても説明します。参加者が匿名でアンケートに回答できるオプションを提供することで、プライバシーを守ることができます。個人を特定できる情報を必要最小限に留めるようにしましょう。収集したデータは適切に保護され、権限のない人にアクセスされないようにします。データの保存期間や取り扱い方針を明示し、適切なセキュリティ対策を実施します。

Zoomウェビナーへの接続がセキュアであることを確認します。SSL暗号化を使用し、参加者の情報が安全に送信されるようにしてください。またウェビナーへのアクセスを適切に制御し、不正アクセスを防ぐためにパスワードやウェビナーIDの設定を行うとよいでしょう。さらにZoomのソフトウェアやアプリを定期的にアップデートして、最新のセキュリティ対策が適用されるようにしてください。ウェビナー中に不正行為や不適切な振る舞いがないかを監視し、適切な対応を取ることも大切です。アンケート結果などのデータ転送は暗号化されるように設定すると、第三者によるデータの傍受を防ぐことができます。

これらの注意事項を守ることで、Zoomウェビナーでのアンケートを安全に実施し、参加者のプライバシーとセキュリティを保護することができます。

 

まとめ~アンケート機能で鬼に金棒

アンケートがマーケティングの重要ツールであることは周知のとおりです。アンケートは消費者や顧客、見込み客の本音を探り、マーケティングに必要な洞察をマーケティング担当者に提供します。だから多くの企業は、昔から現在までアンケートを実施し、そして将来もアンケートを行うわけです。したがってZoomウェビナーにマーケティング機能があるのであれば、それを使わない手はありません。Zoomウェビナー自体にも高いマーケティング効果が備わっていますが、アンケート機能を活用することでその効果はさらに高まります。ただしアンケートを実施しっぱなしでは高い効果は生まれず、分析というフォローアップが必要になります。

 

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