2023年9月28日
【動画付き】東京や大阪などのおすすめstudioまとめや事情を紹介|企業のライブ配信や動画配信はスタジオ利用でグレードアップ

企業が質の高い動画ライブ配信を目指すなら、スタジオのレンタル利用がおすすめです。自社の会議室ではどうしても見劣りしますが、スタジオなら見映えが向上するだけでなく、撮影、照明、音響、そしてインターネット設備や機材も充実しています。

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東京や大阪などのおすすめstudioまとめや事情を紹介|企業のライブ配信や動画配信はスタジオ利用でグレードアップ

今や便利にライブ配信の品質向上には、スタジオの活用が有益です。ユーチューブLIVEなどを利用したライブ配信は、企業の商品やサービスを効果的にPRするツールといえます。プロが撮影に使うスタジオからライブ配信をすれば、新商品の紹介やマーケティング・イベントの訴求力が格段に高まるでしょう。神戸、大阪、東京、福岡、京都にある、ライブ配信可能なスタジオを紹介します。さらにライブ配信の運営を当社AVII IMAGEWORKSにお任せいただければ、さらなるグレードアップが可能です。企業、スタジオ、ライブ配信代行業者の3者で、参加者に「刺さる」ライブ配信をつくっていきましょう。

 

神戸ライブ配信するならこのスタジオがおすすめ

まずは当社AVII IMAGEWORKSの地元、神戸の企業におすすめしたいライブ配信向けスタジオを5カ所紹介します。

 

中央区のShare+Parfait三ノ宮

Share+Parfait三ノ宮の住所は神戸市中央区加納町3-4-11。地下鉄山手線・三宮駅から徒歩4分です。スタジオの面積は20㎡で収容人数は20人。料金は1時間100~2,310円。コンセプトは「おうちスペース」です。デザイナーズマンションのなかにあって、フラン・フランの小物などを用意しています。設備としては、50インチテレビ、ブルーレイ、キッチンなどが完備しています。ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、誕生日会、女子会、会議、打ち合わせ、youtube等各種撮影です。

 

中央区のROCO STUDIO micro新神戸

ROCO STUDIO micro新神戸の住所は神戸市中央区生田町1-1-22ニッシンビル4階。地下鉄山手線・新神戸駅から徒歩3分という駅近の好立地にあります。スタジオの面積は30㎡で、収容人数は7人。料金は1時間1,468~4,620円。設備としては、撮影用蛍光灯ライト2基、メイク台、更衣スペース、男女別トイレ、給湯設備、冷蔵庫、電子レンジなどがあります。撮影機材は持ち込んでください。ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、動画撮影、写真撮影などです。

 

東灘区のブルックススタジオ

ブルックススタジオの住所は神戸市東灘区魚崎中町4-2-20 森ビル2F。阪神本線・魚崎駅 から徒歩5分です。スタジオの面積は65㎡で、12人収容できます。料金は1時間8,085~8,662円。白い壁面、アンティーク家具、ナチュラル雑貨などがそろい、神戸らしいスタイリッシュさが魅力です。自然光を採り入れることができるので、明るいライブ配信になります。設備としては、着替えスペースや全身鏡、撮影用小物などがあります。ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、ポートレート撮影、キッズやモデルの撮影会、アパレルや雑貨やベビーグッズなどの商品撮影、インタビュー収録、テレビやミュージックビデオや雑誌の撮影などです。

 

中央区のシェアスペースReno

シェアスペースRenoの住所は神戸市中央区布引町2丁目4-21。地下鉄山手線・新神戸駅から 徒歩5分です。スタジオの面積は52㎡と広めですが、収容人数は4人に限定しています。こちらもデザイナーズマンションの一室を使っていて、自然光を採り入れた撮影が可能です。料金は1時間2,310~5,775円。設備としては、Wi-Fiやキッチン、家具などがあります。ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、商品撮影、カタログ撮影、ロケ撮影、ポートレート撮影、コスプレ撮影、動画撮影などです。

 

西区のレンタルスペース・サンライフ伊川谷

レンタルスペース・サンライフ伊川谷の住所は神戸市西区北別府4丁目3−12 サンライフ伊川谷305。やはりマンションの1室を使っています。スタジオの面積は18㎡で、収容人数は4人となっています。料金は1時間1,212円。設備にはホワイトボード、Wi-Fi、椅子、テーブル、延長コード、鏡、オフィス用品、有線LAN、AV機器、モニターなどがあります。ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、Web会議、Web面接、オンライン授業、ウェビナー、会議、面接、撮影、収録などです。

 

大阪ライブ配信するならこのスタジオがおすすめ

大阪の企業におすすめしたいライブ配信向けスタジオを5カ所紹介します。

 

梅田のON the UMEDA

ON the UMEDAの住所は大阪市北区大阪市北区曽根崎2-16-19メッセージ梅田ビル1階。大阪メトロ谷町線・東梅田駅から徒歩2分です。
スタジオの面積は12㎡で、収容人数は4人となっています。
料金は1時間6,299円。
設備としては、ウェブカメラ、マイク、スタンド、モニター、LED照明、背景用スクリーン、Wi-Fi、有線LAN、電源、テーブル、椅子、延長コード、防音壁、ドッキングステーションなどがあります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、ウェビナー、WEB会議、研修、オンラインレッスン、撮影、収録などです。

 

北区のレンタル撮影スタジオ・ハコウマ

レンタル撮影スタジオ・ハコウマの住所は大阪市北区浪花町1-19新興ビル504号室。大阪環状線・天満駅から徒歩3分です。
スタジオの面積は80㎡で、収容人数は30人となっています。
料金は1時間5,775~18,480円。
設備としては、響機材一式、55インチモニター、テーブル、椅子、ホワイトボード、メイク用鏡、シネマカメラ、一眼レフカメラ、70-200mmレンズ、アクションカメラ、ピンマイクセット、背景紙などがあります。本格的なライブ配信ができます。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、宣材やアーティスト写真撮影、音声収録などです。

 

中央区のYELLOWBASE

YELLOWBASEの住所は大阪市中央区安土町1-5-7efitsビル5階。大阪メトロ堺筋線・堺筋本町駅から徒歩5分です。
スタジオの面積は115㎡で、収容人数は50人となっています。
料金は1時間17,325円。
設備としては、高画質カメラが8台、高音質音響設備、無線ヘッドフォン、Wi-Fiなどとなっています。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、音楽ライブ、セミナー、ワークショップなどです。

 

福島区のクロマキー収録スタジオ・大阪福島サムシングファン

クロマキー収録スタジオ・大阪福島サムシングファンの住所は大阪市福島区福島1-4-40JBSL梅田ビル4Fです。クロマキーは合成映像をつくる技術の名称です。
スタジオの面積は23㎡で、収容人数は10人となっています。
料金は1時間11,550~57,750円。
設備としては、クロマキー収録用設備、合成撮影用機材、照明などがあります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、PR映像、教育映像、インタビュー動画、プレゼンテーション動画などとなっています。

 

枚方市のオンライン配信スタジオlicos-studio

大阪市以外のスタジオも紹介しておきます。
オンライン配信スタジオlicos-studioの住所は枚方市伊加賀寿町1-3。京阪本線・枚方公園駅から徒歩5分です。
スタジオの面積は20㎡で、収容人数は6人となっています。
料金は1時間3,465円。
小さいスタジオながら、設備としてはスイッチャー、ミキサー、OBS、無線マイク2本、マイク1台、カメラ用三脚2台、ビデオカメラ2台、HDMIケーブル、50インチTVスクリーンと充実しています。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、レッスン、講座などです。

 

 

東京でライブ配信するならこのスタジオがおすすめ

東京の企業におすすめしたいライブ配信向けスタジオを5カ所紹介します。

 

中野区のBLACK BIRD STUDIO

BLACK BIRD STUDIOの住所は中野区中野5-52-15ブロードウェイビル2F。撮影機材サービスのA.PRODUCTIONが運営しています。
スタジオの面積は19㎡と小ぶりで、4人を収容できます。
料金は1時間3,465~23,100円。
設備としては、背景全面グリーンカーテン、リルタイム合成動画システム、ワイヤレスマイク、マルチトラックレコーダー、パソコンなどがあり、技術スタッフが常駐しているので安心です。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、企業説明、セミナー、トーク番組、Vチューバー、インタビューです。

 

渋谷区の上原ベース

上原ベースの住所は渋谷区西原3-17-15上原ベース地下1F。小田急線・代々木上原駅から徒歩3分という好立地です。
スタジオの面積は80㎡で、15人収容可能。
料金は1時間4,042~6,352円。
設備には、クロマキー合成収録ができる大型グリーンバックのほか、高速光回線、メイクルームがあり、撮影機材は無料で使うことができます。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、セミナー、eラーニング収録、スクール、会議、勉強会などです。

 

九段下のナレッジソサエティ

ナレッジソサエティの住所は千代田区九段南1-5-6りそな九段ビル5F。シェアオフィス内のスタジオです。
スタジオのほかに50人収容できるイベントルームもあり、さまざまな企画を行いたい企業に向いている施設です。
料金は1時間25,410円です。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信やセミナーです。

 

中目黒のワンクロ中目黒スタジオ

ワンクロ中目黒スタジオの住所は目黒区上目黒2丁目9-35中目黒第2GSビル地下1階。このスタジオがあるフロアにはこのスタジオしかなく、他人の目を気にせずライブ配信ができます。
スタジオの面積は100㎡で、35人収容可能。
料金は1時間10,395円。
設備には、大きな鏡、テレビ収録機材、動画撮影機材、ライブ配信機材、70インチモニター、音響設備、高速Wi-Fi、デザイナーズ家具などがあります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、CM撮影、ミュージックビデオ撮影、カタログや雑誌の撮影、ダンス教室などです。

 

中野の撮影スタジオMIRO

撮影スタジオMIROの住所は中野区中野5丁目65-4。特徴が異なる2つの撮影エリアがあって、どちらも自然光を採り入れることができます。
料金は1時間1,617~2,887円。
設備は、メイクスペース、女優ミラー付きドレッサー、40型スマートTV、DVD、ブルーレイ、Wi-Fiなどがあります。また、撮影ライトなどの撮影補助機材はほぼすべて無料で使えます。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、コスプレ、推し活などです。

 

福岡ライブ配信するならこのスタジオがおすすめ

福岡の企業におすすめしたいライブ配信向けスタジオを5カ所紹介します。

 

城南区のRAWAVEスタジオ

RAWAVEスタジオの住所は福岡市城南区樋井川2-2-5。最寄り駅は地下鉄七隈線・七隈駅ですが、徒歩20分と少し距離があります。
スタジオの面積は45㎡で、収容人数は8人となっています。SFとネオンとサイバーをコンセプトにした異色の内装が目を引きます。
料金は1時間8,085~9,240円。
設備としては、Wi-Fi、LEDライト、幅7mの壁に投影するプロジェクター、バーカウンター、テーブル、椅子、全身鏡、などがあります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、ECサイト撮影、ミュージックビデオ撮影、商品撮影、インタビュー、宣材写真撮影などです。

 

中央区のホテルMei Fukuoka Tenjin

ホテルMei Fukuoka Tenjinは客室をスタジオとして貸し出しています。住所は福岡市中央区春吉2-16-19。地下鉄七隈線・渡辺通駅から徒歩5分です。
スタジオの面積は29㎡で、収容人数は4人となっています。
料金は1時間6,930~8.085円。
設備としてはWi-Fiくらいしかなく、機材はすべて持ち込む必要があります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、商用撮影、ポートレート撮影、ユーチューブ収録などです。

 

博多区のスタジオ博多spin

スタジオ博多spinの住所は福岡市博多区博多駅前3丁目10-2。JR博多駅から徒歩4分という好立地にあります。
スタジオの面積は30㎡で、収容人数は2人となっています。小規模イベント向きのスタジオで、2人で行うライブ配信に使うことができます。
料金は1時間1,617円。
設備としては、高速Wi-Fi、有線LAN、ブルートゥース対応スピーカー、鏡、電源タップ、パイプ椅子、ヨガマットなどがあります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、撮影、収録、ヨガや着物の着付けのパーソナルトレーニングなどです。

 

中央区の天神南店01

天神南店01の住所は福岡市中央区渡辺通5丁目24-30。地下鉄七隈線・天神南駅から徒歩1分です。
スタジオの面積は20㎡で、収容人数は10人となっています。
料金は1時間577~2,286円。
設備としては、DVD、ブルーレイ、Huluとプライムビデオのアカウント、プロジェクター、ボードゲームなどがあります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、撮影、セミナー、講習会、研修などです。

 

中央区のLINCRAS貸し会議室天神

LINCRAS貸し会議室天神の住所は福岡市中央区今泉1丁目6−16サンハイツ今泉101。マンションの1室を会議室にしたもので、スタジオ機能も備わっています。西鉄福岡駅から徒歩5分です。
スタジオの面積は17㎡で、収容人数は8人となっています。
料金は1時間115~942円。低料金なのでライブ配信の練習をするのによさそうです。もちろん本番のライブ配信も小規模に展開するのであれば十分可能です。
設備としては、高速Wi-Fi、モニター、照明、ホワイトボード、長机、椅子などがあります。撮影機材や音響機材、配信機材は持ち込む必要があります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、セミナー、カウンセリング、インターネット会議などです。

 

京都ライブ配信するならこのスタジオがおすすめ

京都の企業におすすめしたいライブ配信向けスタジオを5カ所紹介します。

 

中京区のUstudio

Ustudioの住所は京都市中京区新京極通り三条下る桜之町407-1詩の小路ビル3F。地下鉄東西線・京都市役所前駅から徒歩6分です。
スタジオの面積は60㎡で、収容人数は10人となっています。
料金は1時間4,677~22,869円。
設備としては、R白ホリゾント撮影ブース、撮影機材、音響機材、照明機材、防音設備などがあります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、動画撮影、写真撮影などです。

 

東山区のシンクーカン京都

シンクーカン京都の住所は京都市東山区山崎町 371 番地。清水五条駅から徒歩6分です。
スタジオの面積は150㎡で、収容人数は10人。一軒家をレンタル・スタジオに改造しました。
料金は1時間1,732~4,620円。
設備としては、高速Wi-Fi、フローリング、和室・畳、半個室、シャワー、バスタブ、着替えスペースがあり、長期プロジェクトでも対応できます。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、写真撮影、オンライン会議、研修、ワークショップ、勉強会などです。

 

南区の配信スタジオ結

配信スタジオ結の住所は京都市南区西九条針小路町57。東寺駅から徒歩5分です。
スタジオの面積は10㎡で、収容人数は5人となっています。
料金は1時間13,860円。
設備としては、光回線、和室・畳、シャワー、着替えスペース、机、椅子などがあります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、動画撮影、写真撮影などです。

 

下京区のお気軽会議室京都烏丸

お気軽会議室京都烏丸の住所は京都市下京区相之町141。地下鉄烏丸線・四条駅から徒歩2分という好立地にあります。
スタジオの面積は25㎡で、収容人数は24人となっています。
料金は1時間2,079円。
設備としては、光回線、ホワイトボード、テーブル、イス、プロジェクター、D-SUB-HDMI変換アダプタ、電源タップなどがあります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、Web面接、Web会議、勉強会、セミナー、レッスンなどです。

 

中京区のレッドライン会議室

レッドライン会議室の住所は京都市中京区船屋町367ロイヤルプラザ御幸町307。京都河原町駅から徒歩6分です。
スタジオの面積は23㎡で、収容人数は10人となっています。
料金は1時間808~1,155円と千円前後で利用できます。
設備としては、Wi-Fiのほか貸し会議室の基本設備があります。
ここでよく行われているイベントは、ライブ配信、レッスン、動画撮影、写真撮影、勉強会などです。

 

ライブ配信に適したスタジオ選びの条件

企業がビジネス目的でライブ配信を行うときに、適切なスタジオを選ぶ際の9つの条件を紹介します。9つの条件のうち、1つでも多くクリアしているスタジオを選択することをおすすめします。

 

条件1:コンセプトと用途にマッチしているか

ライブ配信のコンセプトと用途にマッチしたスタジオを選びましょう。企業がライブ配信や動画配信を行うとき、コンセプトを決めるはずです。コンセプトが決まると、企画の内容が具体化され、それに基づいてスタジオの活用方法や必要な用途が明確になります。企業の担当者は、ライブ配信で何を伝えたいのか、どのような雰囲気やイメージを演出したいのかを考え、それを実現できる希望のスタジオを探しましょう。事前に実際にスタジオを訪れて内部を見学することをおすすめします。

 

条件2:スペースと設備の充実度

スタジオのサイズや空間、設備が用途に合っているか確認しましょう。ライブ配信にはカメラや照明、音響機器などが必要ですので、十分なスペースと適切な設備がそろっていることが重要です。そのほか、例えばグリーンスクリーンもあるとよいでしょう。シーンによってはグリーンスクリーンがあればバーチャルな背景を生成したり、映像合成を行ったり手軽にできます。エンコーダーはカメラの映像をインターネット上にストリーミングするために必要ですし、ストリーミングソフトウェアはカメラ映像を配信プラットフォームに送信するときに使います。これらの設備・機材・機器などはすべてのスタジオが持っているわけではありませんが、ライブ配信を代行してくれる業者に委託することで手配できます。

 

条件3:照明

意外に忘れられがちなのが照明で、ライブ配信の映像の質を左右する要素の1つです。十分な明るさと適切な配光を確保できる照明設備があると画像が見違えるほど改善します。自然光、つまり太陽光はどの照明よりも優れています。そのためスタジオのなかには意図的に自然光を採り入れているところもあります。照明機材を操作したり、自然光と合わせ、うまく使うことができたりするスタッフの経験も重要です。

 

条件4:音響

音声の品質も重要です。外部の騒音やエコーを避けるため、適切な音響設備と遮音対策が必要です。音響の品質が高まると、視聴者はライブ配信の司会者の説明を明瞭に聞き取ることができるため訴求力が向上します。音響が悪いと視聴者は一生懸命聴かなければならず、それは視聴ストレスを増やし離脱につながってしまうでしょう。

 

条件5:背景のデザイン

背景のデザインやバックドロップ(背景幕)は、ライブ配信を開始している企業のブランディングや、ライブ配信で紹介している商品コンセプトに影響を与えます。企業のロゴやカラースキームを取り入れたり、テーマ性に合ったデザインを考えたりすることが大切です。

 

条件5:インターネット接続

ライブ配信では高速で安定したインターネット回線への接続が不可欠です。ライブ配信中に接続が途切れることは避けたいですし、映像の品質を維持するためにも重要です。

 

条件6:プロフェッショナルなスタッフ

スタジオ運営やライブ配信のプロフェッショナルで経験豊富なスタッフのサポートが必要です。カメラマン、照明スタッフ、音響エンジニアなど、技術的なスキルを持つ人材がスムーズな運営を支えます。
ただし、すべてのスタジオが専用のプロスタッフを配置しているわけではありません。この課題は、ライブ配信代行業者に依頼することで解決できます。

 

条件7:予算

スタジオ利用にはコストがかかります。ライブ配信の総予算額が確定したら、スタジオ料金や設備・機材・機器の手配費用、スタッフの人件費、ライブ配信代行業者への依頼料などに適切に配分して、それぞれの予算範囲内で最適なプラン選択を行ってください。
スタジオの利用料はスタジオによってまちまちです。1 時間数百円のところもあれば万円単位のスタジオもあります。利用料は立地、建物の質、設備・機材・機器の量と質、スタッフのスキルなどによって異なります。したがって、ライブ配信の主催企業がスタジオに何を求めるかによってスタジオ・コストが変わってくることになります。主催企業の担当者が求めるものをスタジオが用意できなければ、ほかから調達するしかなく、いくらスタジオ利用料が安くても結局割高になってしまいます。また、主催企業の担当者が要求する以上の高品質を持つスタジオの場合、高額な料金を支払ってもその分の効果が得られない可能性があります。それは無駄なコストを払っていることになります

 

条件8:アクセスと立地

スタジオの立地やアクセスのしやすさも大切です。スタッフや出演者の利便性を考慮したいものです。また、機材を持ち込むときは運搬車の駐車スペースが必要になるので、これもスタジオ選びの基準に加えておいてください。

 

条件9:セキュリティとプライバシー

機材のセキュリティやライブ配信の内容のプライバシーを確保するための対策も考慮しましょう。Wi-FiやパソコンなどのIT機器・インターネット機器を貸し出しているスタジオの場合、サイバー・セキュリティの状態もチェックする必要があります。もしスタジオ環境は万全なのにセキュリティに不安が残る場合、自社でインターネット設備を持ち込む方法があります。

以上の条件を踏まえて、企業の目的に合ったスタジオを選ぶことが重要です。専門家の意見を取り入れながら、スムーズなライブ配信を実現できるスタジオを選ぶよう努めましょう。

 

番外編:格安スタジオについて

「条件7:予算」のセクションでも少し触れましたが、格安スタジオについて番外編として注意点を紹介いたします。一部のスタジオは、ワンルームマンションの部屋や古いビルのテナントをスタジオとして改造して利用しており、その利用料は非常にリーズナブルなことがあります。このような格安スタジオは、ライブ配信の利用を想定していない可能性がありますが、Wi-Fiがあれば、自社で設備・機材・機器を持ち込むことでライブ配信が実現できます。こうした格安スタジオは、ライブ配信の練習に適した環境といえます。必要な設備と不要な設備が明確になりますし、また、スタッフの動きも確認できます。低価格のため何度でも練習することが可能です。

さらに、格安スタジオでライブ配信の試運転を行った結果、「これで十分」と判断できるかもしれません。その場合、大幅なコストダウンに成功したといえます。

格安スタジオは、限られた予算内でライブ配信を検討する際に、貴重な選択肢となることがあります。ただし、利用前に必要な条件や設備、時間、インターネット環境を十分に確認し、ライブ配信の目的に合った最適な環境を選ぶことが重要です。

 

 

ライブ配信ではスタジオのオプションも重要

上記で紹介した「ライブ配信を行うスタジオの選定する条件」はいわば基本的な設備・機材・機器・環境になります。これらがないとライブ配信をスムーズに進行できませんし、最悪、ライブ配信を実施できなくなるので慎重に確認してください。そしてここで紹介するのは、スタジオが用意しているオプション・サービスです。オプションは必ずしも「これがないとライブ配信できない」というものではありませんが、クオリティを高めたいときに有効に機能します。そしてオプションが豊富にあるスタジオは、コストをかけてサービスを向上させているので頼りになります。オプションの充実ぶりもスタジオ選定の検索基準になりえます。

 

オプション1:複数のカメラ

複数のカメラを使用して複数のアングルから映像を切り替えることで、視聴者により豊かな映像体験を提供できます。

 

オプション2:映像ミキサー

複数の映像を切り替えるための映像ミキサーを導入することで、ライブ映像の編集や演出を行うことができます。

 

オプション3:さまざまなセット

ライブ配信では背景にも気を配りたいもの。背景で重要になるのがセットです。特定のテーマやブランディングに合ったセットを用いることで、視聴者に印象的な映像を提供できます。逆にセットがチープだと、ライブ配信で紹介している商品・サービスも安っぽい印象を与えてしまいます。

 

オプション4:リモート制御

カメラや照明、音響機材などをリモートで制御できるシステムを導入することで、スムーズな運営が可能です。リモート制御とは装置やシステムを遠隔地から操作・制御する技術や方法のことです。

 

オプション5:バーチャルセット

バーチャルセットでCGを駆使すればリアルな背景を演出することができます。バーチャルセットとは、ライブ配信や映像制作において使用されるテクノロジーの1つで、実際の背景やセットを撮影せずに、CGや映像合成技術を使用して仮想的な背景やセットを作成します。

 

オプション6:クラウドによるライブストリーミングの管理

クラウドベースのプラットフォームを利用することで、ライブストリーミングを効果的に管理できます。ライブストリーミングとはリアルタイムで動画や音声をインターネット経由で配信することであり、ライブ配信に必要な基本技術です。そしてライブストリーミングの管理とは、インターネット上のサーバーやリソースを活用して、ライブ配信の各要素をスムーズに統合・監視することです。

物理的なサーバーや機材を用意する必要なく、クラウド上でライブストリーミングの準備、実施、配信後のデータ保存、分析まで行えるようにしておくと、柔軟な拡張や運用が可能になります。これにより高い利便性と安定性を保ちながら、視聴者に高品質なライブ配信を提供することができます。

 

ライブ配信とリアル会場のハイブリッド式イベントとは~効果と注意点を解説

ライブ配信イベントとリアル会場イベントを同時に行うハイブリッド式イベントは、ライブ配信単独より大きな訴求力を生み出します。ハイブリッド式イベントがどのようなものなのかを解説したうえで、実施するときの注意点を紹介します。

 

ライブ配信で遠隔地参加を可能にして、リアル会場で臨場感を提供

ハイブリッド式イベントは、オンライン上でライブ配信されるイベントと物理的な会場で行われるイベントを合体させたものなので、両者のメリットを活かすことができます。インターネットを使うので遠隔地の人でも参加でき、リアル会場があるので現地の人たちに臨場感を与えることができます。ハイブリッド式イベントは、セミナー、展示会、コンサート、スポーツ大会、大規模会議、グローバル会議などで有効です。ライブ配信でリアル会場の様子を伝えることも、リアル会場の参加者にライブ配信に登場してもらうこともでき、まさにハイブリッドです。

 

注意1:質の高い、設備が整ったスタジオを選ぶ

ハイブリッド式イベントは高度な催しといえ、コストもかさみます。そのため企業がハイブリッド式イベントを開催するときは、それなりに大きな規模にして、大きな効果を狙わなければなりません。そうなるとライブ配信を行うスタジオは設備・機材・機器・環境などが整ったところが必要になります。リアルの会場ももちろん来場者が安心して楽しめる施設を選びましょう。

 

注意2:技術の安定性

ライブ配信の品質やリアルタイム・コミュニケーションの安定性を確保するために、高品質なインターネット接続と信頼性のあるストリーミングプラットフォームを選ぶことが重要です。

 

注意3:コンテンツの工夫

ライブ配信の参加者向けに魅力的なコンテンツを用意する一方で、リアル会場の参加者が直接体験できるコンテンツを提供することで、両方の参加者に満足感を与えることができます。

 

注意4:参加者への対応

ライブ配信の参加者とリアル会場の参加者が接触できる機会も提供したいものです。双方のコミュニケーションや質疑応答セッションを可能にするツールを使うことで、双方の参加者が円滑にやり取りできるようになります。

 

注意5:セキュリティとプライバシー

参加者のプライバシー保護やセキュリティ対策を確保し、個人情報の取り扱いに注意を払うことが重要です。例えば、リアル会場の参加者を不用意に撮影してライブ配信に流してしまうと、プライバシーを侵害してしまうかもしれません。

 

注意6:コンテンツのアーカイブ

ライブ配信とリアル会場の2つのイベントの様子を録画してアーカイブしておくと(保存、公開すると)、後日別の人たちがイベントを楽しむことができます。優良コンテンツをつくることができたら、常に2次利用や3次利用の方法を考えていきましょう。

 

注意7:ハイブリッド体験の統一感

ライブ配信の参加者とリアル会場の参加者が一体感を持てるように演出し、どちらの参加者にとっても一貫性のある体験を提供することが重要です。理想は、ライブ配信に参加した人に「次はリアル会場に行きたい」と思ってもらい、リアル会場に参加した人に「次はライブ配信を視聴したい」と思ってもらうことです。ハイブリッド式イベントは、異なるプラットフォームや参加形態を統合する複雑な要素を含むため、計画段階から細心の注意を払い円滑な運営を目指すことが大切です。

 

良いスタジオと良いライブ配信代行業者が良いライブ配信を生む

「次にライブ配信をするときはスタジオでやってみよう」と思っていただけたでしょうか。素晴らしいミュージカルに素晴らしい舞台が必要なように、顧客に届くライブ配信には優れたスタジオが必要です。そしてスタジオにまでこだわるなら、ライブ配信の運営自体を、弊社のようなライブ配信代行業者に任せてみませんか。弊社のライブ配信代行サービス「TAKE1」は全国どこのスタジオにも、必要な機材を持って出張します。企業の担当者やライブ配信の出演者はスタジオに来ていただくだけでよいので、手間と労力がかからない分、企画や内容を充実させることができるでしょう。ライブ配信は、主催企業、スタジオ、ライブ配信代行業者が三位一体となって実施することで高い効果を生み出すことができます。

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