2023年10月18日
ライブ配信で稼げるのか?ライブ配信おすすめアプリ10 選を紹介~稼ぐ為にライバーに必要な準備と環境構築も解説

収入を得る為に表現者たちのインターネット・ツールとしてライブ配信が注目されています。ライブ配信で多くの視聴者を集めることができると収益化でき、プロ・ライバーが続々誕生しています。稼げるライバーになるための準備、環境、そして実際に稼ぐライブ配信アプリを紹介します。

 

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ライブ配信で稼げるのか?ライブ配信おすすめアプリ10 選を紹介~稼ぐ為にライバーに必要な準備と環境構築も解説

 

インターネットのツールやサイトを使って収入を得る(=稼ぐ)方法は次々新しいものが生み出されていて、動画ライブ配信アプリを使ったライブ配信もその1つです。日本では「ライブ配信で稼ぐってユーチューブやユーチューバーのことか」と思う方もいると思いますが、現在は一番有名なyoutube以外にもライブ配信で稼ぐ方法が多数あり、その人たちはライバーと呼ばれてユーチューバーと同様に稼げる職業となりました。今回の記事は、ライブ配信やライバーについて解説したうえで、プロのライバーになるために必要なコツ、準備や環境、そしておすすめできる2023年ライブ配信アプリを10種類紹介します。

 

そもそもライブ配信とは

まずは、そもそもライブ配信とは、ライブ配信アプリとは、ライバーとはなんなのか、について説明します。世界で最も有名な動画配信サービス、ユーチューブのライブ版といえばイメージがつきやすいと思いますが、ライブ配信は今、海外も含め全世界でさらに進化しています。

 

ライブ配信とは、ライバーとは、ライブ配信アプリとは

ライブ配信は、リアルタイムでビデオやオーディオ・コンテンツをインターネットを通じてログインしオンラインで配信する技術およびメディア形式のことを指します。これは、配信者がパソコンやスマートフォン、カメラなどのデバイスを使用して、自分のコンテンツをライブでインターネット上に送信し、視聴者がリアルタイムで視聴開始できるようにする方法です。配信者こそがライバーと言われ、そしてライバーが使うインターネット・ツールがライブ配信アプリです。

 

特徴1:リアルタイム

ライブ配信の最大の特徴はリアルタイム性です。ライバーがコンテンツを制作して送信すると、視聴者、リスナーはその瞬間にリアルタイムで視聴できます。コンテンツは遅延することなく生の状態で届きます。テレビの生放送を一般人ができてしまうわけです。

 

特徴2:双方向

双方向性もライブ配信の魅力(メリット)の1つです。双方向性の優位性は、双方向ではないメディアと比べると瞭然です。双方向ではないメディアの代表格はテレビです。テレビはテレビ局が伝えたいことを伝えて終わってしまいます。つまり視聴者からのフィードバックを受けることができないので、テレビ番組の内容は常にテレビ局がつくりたいものになります。もちろん、テレビ局は視聴者や識者などから意見や批判を受けつけ、それを参考にしながらテレビ番組をつくっていますが、意見・批判を受けつけてからテレビ番組に反映させるまでに長い時間がかかります。これでは双方向とはいえません。一方、ライブ配信は、は配信中にライバーが発言した直後に視聴者から意見が届き、ライバーはすぐにコンテンツの内容を変えることができます。例えば、アウトドア系ライバーが新製品のテントについて語っていたら、視聴者は「テントの設営方法を知りたい」とリクエストすることができます。ライバーは「今、テントの設営方法を知りたいというリクエストが届いたのでやってみましょう」と言いながら、テントを組み立てていくことができます。双方向性は視聴者の意見を考慮し「参加している」という意識を植えつけるので圧倒的に満足度を高めます。

 

特徴3:多様性

 

ライバーには、実際その道のプロでなくてもなることができます。そのためテニスのプロ選手でなくても、ゴルフのインストラクターでなくても、テニスを解説するライブ配信や、ゴルフの道具の説明をするライブ配信をすることができます。そしてその道のプロでない人のライブ配信でも収益化できることがあります。つまり、その道のプロでなくてもプロのテニス系ライバーやプロのゴルフ系ライバーになることができるのです。多様性はライブ配信の重要な特徴の1つです。例えば、テニスを始めて3年の素人テニス・プレイヤーでも「私が上達する過程」というテーマでライブ配信を新着し続けることができます。視聴者が応援したいと思えば「投げ銭」という送金制度を使って金銭的なサポートができ、それがライバーの収益になります。ライブ配信はさまざまなコンテンツに適用できます。ゲーム実況、音楽ライブ演奏、トークショー、料理実演、エンターテイメント、登山など、ジャンルは多岐にわたり、視聴者が喜ぶ内容向けならなんでもよいのです。

 

ライブ配信アプリには種類がある

 

ライブ配信アプリとは、ライブ配信技術を利用してコンテンツを送信・受信するためのアプリケーションやプラットフォームのことです。ユーザー(≒ライバー)がこれらのアプリを使って自分自身や特定のテーマに関するコンテンツを制作し、ライブで視聴者に提供します。視聴者はアプリを通じてライブ配信を視聴し、コメントやギフトを送ることができます。「ギフト」とは投げ銭の一種です。ユーチューブはいまだに「ライブ配信アプリといえば」的な存在ですが、最近はそのほかにも続々登場しています。ユーチューブ以外のライブ配信アプリについては、後段の「稼げるライブ配信アプリ10選」で紹介します

 

そもそもライブ配信で稼ぐとは

ライブ配信について理解できたところで、続いて、そもそもライブ配信で稼ぐとはどういうことなのか解説します。ライブ配信アプリでライバーになって稼ぐ、とは、ライブ配信プラットフォームを利用して個人やコンテンツ・クリエイターが収益を得るビジネスモデルです。仕組みとビジネスの概要を説明します。ライブ配信で100万円稼ぎたい!と言う目標もやり方次第では夢ではなくなってきつつあります。

 

コンテンツ制作とライブ配信

 

ライバーは、特定のアプリやプラットフォームを通じて自身のコンテンツを制作し、リアルタイムでライブ配信します。コンテンツはゲーム実況、音楽パフォーマンス、トークショー、料理実演など、幅広いジャンルにわたります

例えば、渋谷区内の公園を全部歩いてみた、といったライブ配信も成立するでしょう。ライブ配信の可能性は無限大です。

視聴者が顧客~投げ銭で収益化

ビジネスは顧客がお金を支払うことで成立するものですが、ライブ配信のライバーの顧客は視聴者です。視聴者の登録数を増やして視聴率を上げる事で稼げる確率が上がるのです。

視聴者はライブ配信アプリのなかで、仮想ギフト、ダイヤモンド、コインなどの仮想アイテムを購入します。仮想アイテムは、ライブ配信アプリ内の通貨のような存在です。視聴者はライバーのライブ配信を視聴して、「お金を支払ってもよい」と思ったら仮想アイテムをプレゼントします。これにより、視聴者はライブ配信アプリの運営会社にお金を支払ったことになります。これを投げ銭制度といいます。ライブ配信アプリ運営会社は、視聴者から受け取ったお金(≒投げ銭や仮想アイテム)から手数料などを差し引き、残りをライバーに還元、これがライバーの収入としてもらえる様になります。

 

ライバーのそのほかの収益

ライバーのメインの収益は、視聴者からの投げ銭や仮想アイテムを現金化したものがメインになりますが、そのほかにも広告収益、アフリエイト、メンバーシップ制度におけるメンバーからの課金、スポンサーからの支払い、有料コンテンツの収益などがあります。またトップライバーになると、ライブ配信時間によって報酬が支払われます。時間制報酬はライバーの収入を安定させるでしょう。またinstagram、TikTok等SNSのインフルエンサーとして登録者数が多くなれば依頼が増え比較的収入が得やすくなります。

 

ファン・コミュニティの構築

ライブ配信ビジネスにはテレビ業界ビジネスと似たところがあり、それは人気が出るほど、視聴者が増えるほど儲けられる点です。ライバーは視聴者とのコミュニケーションを重視し、ファン・コミュニティを築きます。投げ銭をもらう為には視聴者との対話、リアクションへの応答、視聴者の要望への配慮が大切になります。人気商売という点では、ライバーは、アイドル歌手やお笑い芸人などの芸能人、ユーチューバーなど有名人と変わりありません。

 

成長とブランド構築

 

成功した稼げるライバーに共通しているのは、自身のブランドを構築してファンを拡大させているところです。検索されやすいようにtwitterなどソーシャルメディアや他のプラットフォームを活用して自己宣伝を行い、新しい視聴者を獲得します。自己プロデュースのスキルはライバーに欠かせません。

 

コンスタントなコンテンツ提供

 

新しいコンテンツを生み出し続けないと飽きられるのは、ライブ配信でもテレビでも同じです。

ライバーが成功するには、コンテンツをコンスタントに提供することが重要です。情報を集取し定期的な配信スケジュールを設定し、視聴者の期待に応えることが求められます。

最近の印象では同じタイプのユーザー層に向けたコラボで評価を得て実績をあげているライバーも多く増えている様に思います。

 

自身を磨く

 

一時的に成功したライバーが、いつの間にか消えていることがあります。ライブ配信の視聴者には、新しいもの好き、珍しいもの好き、目立ったもの好きといった特徴があるので、いくら毎日頻繁にライブ配信ができていても、コンテンツの内容が古くて、陳腐で、地味では視聴されなくなってしまいます。人気商売の厳しいところです。

ライブ配信アプリで注目されるライバーになって稼ぐには、独自のコンテンツ、魅力的なパーソナリティ、コミュニティ・ビルディング能力が求められます。成功しているライバーは、収益を得る一方で、ファンとの強い結びつきを築いてビジネスを持続させています。

そのため、ライバーが魅力的なコンテンツをつくり続けるには得意な分野を見つけ自身磨くしかありません。自己研鑽や情報収集は、稼げるライバーの必須条件です。

 

ライブ配信ライバーが成功しやすいジャンルやコンテンツの種類

ライブ配信のコンテンツの内容は多種多様なわけですが、稼ぐという観点からすると、それほど多くの種類があるわけではありません。ライブ配信ライバーが成功しやすいジャンルやコンテンツは、いくつかの要因に依存しますので少し紹介します。

 

ゲーム解説

ゲームをプレイしながら楽しんで実況したり解説したりするコンテンツは、稼げるライブ配信の代表格で全体を見てもかなり獲得ポイントの高いコンテンツといってもよいでしょう。特に人気のゲームや新作ゲームをプレイし、そのゲームへの情熱を共有することが成功の鍵です。プレイスキル、ユニークなプレイスタイル、面白いコメントやレポートが視聴者を引きつける要因となります。

 

エンターテイメントとバラエティ

エンターテイメントとバラエティはかなり盛り上がり、多くの人々を魅了するキラー・コンテンツですが、長らくテレビ業界が独占していました。しかしライブ配信という強力なツールを得た表現者たちは今、自分の力だけでエンタメ・バラエティで稼いでいます。ライブ配信で人気のエンタメ・バラエティは、ライブパフォーマンス、コント、トークショー、料理ショー、音楽演奏、ダンス、アート制作などです。ライバーがユニークで魅力的なパーソナリティになることや、独自のスタイルを構築することが重要です。言葉が通じない外国人の方にも人気のあるジャンルです。

 

チュートリアル、教育

チュートリアルは、指導、指導書、という意味です。チュートリアルや教育も、稼げるライブ配信コンテンツに数えられています。スキルの共有や知識の伝授をテーマにしたライブ配信は、学習意欲の高い視聴者にアピールします。例えば、プログラミング、料理、メイクアップ、言語学習などがあります。確定申告の方法や、インボイス制度の問題点の指摘といった話など硬派な内容も、チュートリアル系ライブ配信になります。ライバーには視聴者の質問に答える能力やわかりやすい解説が求められます。

 

ライフスタイル

人は案外、他人の何気ない生活に興味を持つものです。日常生活や旅行、ファッション、健康、家庭生活、雑談など、ライフスタイルに関連するライブ配信コンテンツは、視聴者との共感を生み出しやすく、コミュニティを築きやすいものです。ライフスタイル系ライバーには、パーソナル・ブランディングや親しみやすさが求められます。

 

スポーツとフィットネス

スポーツの実況中継やトレーニング指導、フィットネス・ルーチンの紹介など、健康志向の視聴者にアピールするコンテンツはライブ配信で成功しやすいでしょう。プロのスポーツ選手や、トレーニングジムでトレーナーをしていた人は、自身の経験をそのままコンテンツにすることができます。また素人が楽しく「やってみた」をコンセプトのスポーツ実況する比較コンテンツも受け入れられやすいでしょう。

 

イベントを伝える

コンサート、ゲーム大会、カンファレンス、コンベンションなど、特定のイベントをライブ配信することも気軽に全体の雰囲気を共有でき収益につながりやすいでしょう。イベント系ライバーには、そのイベントに対する情熱と専門知識が求められます。

 

自分で考案したジャンルならブルーオーシャンで稼げる

1人でキャンプすることを、今ではソロキャンプといいます。ソロキャンプは大ブームになりましたが、これを世間に広めたのはたった1人のお笑い芸人とされています。そしてソロキャンプは動画配信のキラー・コンテンツになっています。このエピソードからライバーが学べることは、自分で考案したジャンルでライブ配信をして成功すればブルーオーシャンで稼ぐことができる、ということです。ブルーオーシャンとは、ライバルがいない市場のこと。ライバルがいないので顧客はその人にしかつかないので、ランキングはトップになり長期にわたって確実に稼ぐことができます。またブルーオーシャンで活躍している人は、ライバルが出現して市場がレッドオーシャン化しても第一人者として認められているのでまだまだ稼ぎ続けることができます。ライブ配信の成功の鍵は、選んだジャンルやコンテンツに対する情熱、ユニークさ、コミュニケーション能力、コンスタントなスケジュールを維持することです。また、競争が激しいレッドオーシャン化したジャンルであっても、自己表現と工夫を加えることで差別化を図ることができます。

 

ライブ配信ライバーがプロとして活動を続けるために必要な準備

ライブ配信で収入を得ることができた瞬間から、それが副業でも本業でもその人はプロフェッショナルです。しかしプロには常に、始めることより継続することのほうが難しいという現実が突きつけられます。プロ・ライバーとして活動を続けるために必要な手段や準備を紹介します。

 

ハードウェアとソフトウェアの整備

プロ・ライバーを目指すなら高品質なカメラ、マイク、ライティング装置などのハードウェアを用意しましょう。これらのギアは、プロ品質のライブ映像と音声を提供します。また、ストリーミング・ソフトウェアや編集ソフトウェアを選定し、なおかつ使いこなせるようになっておきましょう。ライブ配信を録画しておけばコンテンツを使い回すことができます。そのとき編集スキルが必要になります。お笑い芸人も歌手も講演をする専門家もユーチューバーも、ライブで舞台に立ちながら、その一方でテレビやラジオなどの収録に出演して収益化しているのです。ライバーが編集スキルを身につければ、2次収入のチャンスを得ることができます。

 

コンテンツ制作

絶対に必要になる魅力的なコンテンツを提供するために、独自のキャラクターを作りコンセプトやテーマを確立し、コンテンツの企画と制作を計画します。ターゲットとなる視聴者に合ったキャラでコンテンツを提供することが重要です。

 

スケジュールの設定

トップクラスのライバーは定期的に一貫性のあるスケジュールを設定し、視聴者が期待できる時間帯を考え放送時間を提供します。素人ライバーやアマチュア・ライバーであれば、思い立ったときにアルバイト感覚でライブ配信すればよいのですが、プロはそれでは通用しません。一貫性のあるスケジュールを設定してそのとおりに活動することで、プロとしてのコミットメントを示すことができファンに信頼してもらえます。

 

プロモーションとマーケティング

ライバーは事務所に所属をしてプロモーションを行ってもらうか、フリーランスとして自分で自分のプロモーションとマーケティングを運営しなければなりません。ソーシャルメディアやウェブサイトを活用して、自身のブランドを構築し、新規の会員やフォロワーを獲得します。またコンテンツの宣伝や共有にも力を入れ、貪欲に視聴者を獲得していきましょう。

 

コミュニケーションとコミュニティ・ビルディング

ライバーは、視聴者とのコミュニケーションを大切にし、ライブチャットやソーシャルメディアでの対話を通じてファンとの積極的に繋がりを強化します。ファンクラブやメンバーシッププログラムを導入して、イベントを開催や、ファンへの特典を提供することも考えます。

 

ライセンスと法的事項

プロである以上、ルールに則ってビジネスを進めていく必要があります。ライブ配信を行う際に過ちをおかしがちなのが、権利侵害です。例えば、ライブ配信が禁止されているゲームを使ってライブ配信をしてしまうことは、ゲーム会社の権利を侵害しています。ライバーは、著作権、音楽ライセンス、プライバシーポリシーなど、法的な規制やライセンスに関するノウハウを持ち、コンプライアンスを確保しましょう。権利侵害と訴えられることを回避することはもちろんのこと、パクリ疑惑をかけられただけでもそれが理由でライバー生命を失うことになりかねるので注意や確認が必要です。

 

収益化戦略

ライブ配信ライバーがプロとして活動すると、言動も姿勢も思考も、企業の経営者と同じものが求められるでしょう。プロ・ライバーは経営者です。収益化の方法を検討し、広告収益、大手企業からのスポンサーシップ、寄付、有料メンバーシップなど、複数の収益源を活用しましょう。

 

成長と学習

ライバーは常に新しいスキルやテクノロジーに対する知識を更新し、成長し続けることが重要です。情報を集め、自分のコンテンツとプレゼンテーションを改善し、競争力を維持します。

 

健康管理

多くの企業に今、健康経営という概念が浸透しています。これは健康で元気な従業員こそが仕事やビジネスを成功に導くという考え方です。ライブ配信ビジネスにも健康経営が必要です。つまりライバーは自分自身の健康を維持し続けなければなりません。ライバーは、長時間のライブ配信や過密スケジュールによって疲れが溜まることがあるため、適切な休息と健康管理を怠らないようにしましょう。視聴者はいつも元気で安心感のあるライバーを求めています。

 

イベント参加

プロ・ライバーとしての知名度を高めるため、関連するイベントやコンベンションに参加し、交流の機会をつくります。プロのライブ配信ライバーになるには、コミットメントと努力が必要で、さらに熱意を持ち、視聴者との強いつながりを築くことで、成功する可能性が高まります。

 

プロのライブ配信ライバーが持っておくべき機材や環境

プロのライブ配信ライバーが持つべき機材や環境は、安値の物から高額の物までありますがコンテンツの種類やカテゴリー等使い方によってよって異なります。以下に一般的なものをリストアップし、それぞれの金額の大まかな目安も示します。

 

カメラ

最初はiphoneやandroidなどのスマホでも可能ですがプロのクオリティを追求する場合、一眼レフカメラやミラーレスカメラがおすすめです。価格は「万円単位」から「十万円単位」までさまざまです。

 

マイク

コンデンサーマイクやダイナミックマイクが良い音質を提供します。価格は1万円程度から10万円程度と幅があります。オーディオ・インターフェースも必要に応じて購入しましょう。こちらの価格は3万円程度。

 

ライティング(照明)

ライブ配信の主役である自分自身を輝かせるために、ライティング(照明)にもこだわりましょう。LEDパネルやリングライトなどのライティング装置が必要です。価格は1万円程度から10万円程度。

 

グリーンスクリーン

グリーンスクリーンは、ライブ配信の会場の背景に貼る緑の大型のシートです。グリーンスクリーンを設置することで、背景の画像を自由に設定できます。グリーンスクリーンの価格は数万円。

 

パソコン

ライブ配信はスマホ1台でも可能ですが、プロとして活動するならpcが欠かせません。10万円程度のノートパソコンでも問題ありませんが、より高いクオリティを追求するなら、ビデオエンコードやグラフィック処理に適したゲーミング用パソコンを選びましょう。価格は数十万円。

 

ネットワーク接続

ライブ配信には高速かつ安定したインターネット接続が不可欠です。高速光ファイバーや有線接続を検討しましょう。月額数千円です。

 

ストリーミング・ソフトウェア

ストリーミング・ソフトウェアは、ライバーのパソコンからライブ・コンテンツをオンラインでストリームするために必要になるソフトです。ストリーミング・ソフトウェアがあると、カメラ、マイク、デスクトップ画面などのビデオおよびオーディオソースをキャプチャし、ライブストリームに統合することができます。これにより、ライブ映像や音声を視聴者に送信できます。またストリーミング・ソフトウェアを使うことで、ビデオ・データやオーディオ・データをストリーミング・プラットフォームにアップロードする前にエンコードできます。エンコードは、データを効率的に圧縮し、帯域幅を最適化して高品質なストリームを提供する役割を果たします。価格は月千円程度から数千円。

 

モニター

モニターの追加やデュアルモニターセットアップが作業効率を向上させます。価格は数万~数十万円。

 

会場

個人でライブ配信を行う場合、プロを目指していても外部のスタジオを手配することは金銭的に難しいでしょう。その場合、ライブ配信会場は自宅や無料で使える場所になりますが、しっかりこだわってください。自宅の居間を使うなら、背景にグリーンスクリーンを設置して、画面を彩りたいものです。また公園や河原もライブ配信会場に適していますが、場所を特定されてしまうとアンチ思考をもった視聴者に妨害される可能性があります。

 

稼げるライブ配信アプリ10選

プロのライブ配信ライバーを目指す人におすすめできる2023ライブ配信アプリを10種類紹介します。

 

BIGO LIVE

BIGO LIVEの運営会社はシンガポールのBIGO Technology。BIGO LIVEはグローバル展開していて、非常に人気の高いアプリです。幅広いコンテンツが提供されている特徴があります。ビゴライブでライブ配信をするライバーはダイヤモンドやギフトを通じて報酬を受け取ることができます。ダイヤモンドやギフトが投げ銭になるわけです。BIGO LIVEのユーザー数は世界中で「億人単位」といわれています。

 

IRIAM

IRIAMの運営会社はDeNAの子会社の株式会社イリアム。IRIAMの特徴はイラスト配信に特化していることです。ライバーがイラストをIRIAMにアップすると、自動でアニメのように動き始めます。イラストを描けない人は、制作を依頼することができます。視聴者はIRIAMからポイントを購入し、そのポイントを気に入ったライバーに付与します。ライバーはポイントの一部を報酬として受け取ることができます。

 

HAKUNA

HAKUNAの運営会社は株式会社MOVEFAST Companyで日本企業ですが元は韓国系の会社になります。HAKUNAの特徴は顔出しなしのラジオ配信にも対応していることです。ライブ配信ライバーの多くは自身をさらけ出して活動していますが、これにはプライバシー・リスクがあります。顔出しなしラジオ配信ならそのリスクがありません。また招待した人にだけ配信できる機能もあり、ライブ配信をこれから始める人に向いているサービスといえるでしょう。

 

Pococha

Pocochaの運営会社は株式会社ディー・エヌ・エー。Pocochaの特徴は無料の視聴が充実していることです。無料コースではライバーには報酬が発生しませんが、その代わりコンテンツのクオリティがそれほど高くなくても視聴者がつく可能性が高まります。ライバーと視聴者の近さはPocochaの売りです。実力と人気をつけてから有料コースに変えることで収益化できるようになります。

 

ツイキャス・ライブ

ツイキャス・ライブの運営会社はモイ株式会社。ツイキャス・ライブのキャッチフレーズは「スマホ1台で誰でも簡単に生配信」。初心者向きのアプリといえるでしょう。ツイキャス・ライブを使ったライブ配信で収益を得るには視聴者を増やす必要があり、視聴者数に応じて報酬額が変わります。ただし収益化できるライバーになるには、直近3カ月の累計視聴時間が100時間以上などの条件をクリアする必要があります。

 

ふわっち

ふわっちの運営会社は株式会社A Inc.で、上場企業株式会社jig.jpの子会社です。視聴者はふわっちからアイテムを購入し、それをお気に入りのライバーに付与することでライバーが報酬を得ます。ふわっちには、日常生活を配信するライバーが多い傾向があります。ライバーも視聴者も年齢層の幅が広いので誰でも参加しやすいでしょう。

 

17LIVE(イチナナ)

17LIVEの運営会社は台湾発祥の日本法人、17LIVE株式会社。17LIVEの特徴は、歌、楽器演奏が多いところです。また、趣味、ペット、ゲーム・プレイ、日常生活報告も人気のライブ配信コンテンツになっています。歌手やタレントが公式ライバーになっているので、コンテンツのクオリティは高めといえるでしょう。視聴者から受け取るギフトを換金することで収益化できます。

 

ミクチャ(MIXCHANNEL)

ミクチャ(MIXCHANNEL)の運営会社は株式会社Donuts。ミクチャにはライバー・ランク制度があって、実力のあるライバーは配信時間に応じてミクチャから報酬を受け取ることができます。視聴者からのギフト付与では収入が安定しませんが、配信時間による報酬なら収入が安定します。収入が安定することはプロ・ライバーの願望でもあるので、良質なライバーが集まりやすい環境といえるでしょう。ミクチャのライバーには、モデルやシンガーソングライター、声優、ゲーム実況、Vtuberなどがいて、バラエティの豊富さも魅力です。

 

SHOWROOM(ショールーム)

SHOWROOM(ショールーム)運営会社はSHOWROOM株式会社。SHOWROOMの特徴は女性ライバーが多いところでしょう。また歌手やお笑い芸人など、テレビで活躍している人たちもライバーとして参加しています。ライバーとしてステップアップしたいときに選択肢の1つになるはずです。

 

OPENREC.tv(オープンレック)

OPENREC.tv(オープンレック)の運営会社は株式会社OPENREC。OPENREC.tvはゲーム実況に力を入れています。ゲーム系ライバーは選択肢に加えてもよいでしょう。

 

REALITY

REALITYの運営会社はREALITY株式会社。REALITYの特徴は、顔出しなしでOKとスマホ1台で配信可能の2点です。ライバーはアニメ絵のアバター(インターネット上の分身)をつくり、アバターにライブ配信をさせることができます。複数人でコラボ・ライブ配信できるところも人気になっています。ライバーはライブ配信中に視聴者からLIVEポイントを受け取り、1LIVEポイント=1円で換金することができます。

 

まとめ~準備を徹底してツールをそろえることが大切

プロのライブ配信ライバーには次の2種類がいます。

  • それほど稼いでいないプロ・ライバー
  • 稼げるプロ・ライバー

この両者を大きくわけるのは、才能と準備とツールです。ライブ配信ビジネスは、テレビ・ビジネスやユーチューブ・ビジネスなどと同じコンテンツ・ビジネスになるので、どうしても才能が必要になります。しかし稼いでいるプロ・ライバーの全員が才能に恵まれているわけではなく、普段から準備を徹底してツールを集めることによって不足している才能を補うことができます。そしていくらコンテンツづくりの才能があっても、準備とツールが不足していると魅力を増やすことができず売れないコンテンツになっり失敗してしまうでしょう。視聴者に刺さるコンテンツや、視聴者を増やすことができるコンテンツは、リサーチや戦略である程度つくることができます。それをきっかけに視聴者が快適に視聴できるようにするためのツールを使ってコンテンツを育てていけば、お金を生むライブ配信になるでしょう。最後までご覧いただきありがとうございました。

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